脳はあなたの操縦を待っている!?
会社でプロジェクトリーダーを募集していても、勇気が出なくて手が挙げられない…。
子どもや配偶者を愛し、優しく接していたいのに、つい叱ってばかり…。
自分が「やりたい」と思っているのに、思うように「できない」
これは脳が私たちの行動を制限しているからです。
あなたは、やりたいと思っていることをいつも思い通りにできていますか?
「思考パターン、体験・経験、ストレス対応、食生活・栄養、生活習慣、化学物質(環境)」の6つの側面から脳に良いライフスタイルを実現し、「脳をうまく使いこなす方法」を身につけましょう。
あなたは思い通りに脳を使えているでしょうか?
この本では、脳が本来もっている力を発揮して幸せな生活を送るという観点から「脳をうまく使いこなす方法」を解き明かしていきます。
例えば、他人から認めてもらえないことがあるとき「あいつは見る目がない」と解釈してしまうことはありませんか?これは、脳がストレスを受けないように「できない理由(言い訳)」をつくっているからです。脳は、見方によっては、失敗をつくる要因にもなりますが、うまく使いこなせば、無駄なこだわりやストレスから解放され、常に幸せな気分でいられるためのとても便利なツールにもなります。
私はもともと、人見知りで、ひとと会うことが大の苦手でした。それが、「自分はひとと会う前から引いてしまっている。どうせ見破られるのだから、ありのままの自分でいけばいい」と思ったとき、こころの壁が取れたように生き方が変わりました。「自分のすべてを見破られてしまう」という思いは同じでも、「ひとと会いたくない」と思うのと、「ありのままの自分でいればいい」と思うのとでは、人生が大きく変わってきます。脳の柔軟性を逆手にとって、自分に都合よく脳をだますことで、付き合うひとも環境も生き方も変わってきます。
本書では、脳を自由自在に操り、脳の達人になるための「柔軟な脳をつくるライフスタイル」をご紹介します。私たちは、脳によってつくられているという側面もありますが、逆に自分で脳をつくっていくこともできます。
ひとは、自分で自分に限界をつくれば、それ以上成長しません。逆によい意味で脳をうまく使うことができれば、どこまでも成長することができます。豊かな脳をつくることができれば、幸せな生活を送ることができるのです。
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