バカになるなんてとんでもないと思っていても、
本書を読んだあとには考えが変わっているだろう。
日本初上陸!DIESEL創始者が明かす成功法則
“バカになれ”と言われたら、とんでもない命令だと思うだろう。
どこの世界に、バカだと思われない人間がいるものか。
だが、レンツォ・ロッソは、大半の人がバカにするようなことを 嬉々とやってのける。
人材採用には、経歴よりも訴えかける強烈な個性を優先させ、
ファッション産業をからかうようなキャンぺーンを展開し、
企業買収は本能に従った。
不思議なことに、このすべてがうまくいった。
ディーゼルが“Be Stupid”というキャンペーンをしたとき、
ロッソはこの簡潔な言葉にただの挑発ではなく、
長年パートナーと共に実践してきたことを体現した。
すなわち、リスクを怖れず、旧弊に挑戦し、情熱を大事にし、
勇敢であり続けることだ。
“バカになれ”は単なるキャンペーンスローガンではない。
確固としたマニフェストだ。
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