MENU

ACHIEVEMENT PUBLISHING

  • キッズコーチングの画像1

目次

  • はじめに
  • 第1章
    子どもが成長しやすい家庭をつくるために
  • 親も守る我が家のルールを決める
  • 夫婦のルールは子どもに大きな影響を与える
  • 第2章
    親が子どもに教えてあげられること、教えなくてはいけないこと
  • 家庭以外でも通用する社会のルールを教える
  • 学校では教えない「お金」のこと
  • お手伝いは勉強に勝る価値がある
  • 「勉強しなくていい」は真っ赤な嘘
  • 「学校の勉強が何の役に立つの?」と聞かれたら
  • 受験勉強は、子どもを限りなく成長させる
  • 「しては「いけないこと」は理由を一緒に
  • 常に相手の気持ちを考えて
  • 周りの人と意見が食い違っても
  • 悪い言葉は、気づいたらすぐに直すこと
  • 叱るときは、自分自身で叱る
  • 「学校に行きたくない」と言ったら
  • してもらう喜び、できる喜び、してあげる喜び
  • 靴を揃える習慣で学べること
  • 子どもが学びたいときは一緒に考える
  • 努力がいかにすばらしいことかを知ってほしい
  • いただき物は必ずお礼をする
  • 第3章
    親が手本を見せて、芯のある子に育てましょう
  • 親を尊敬している子どもは幸せに生きられる
  • 親は、子どもにとっての初めての先生
  • 親が本を読んでいる姿を見せる
  • 毎日朝ご飯を食べさせていますか?
  • 子どもの手本になるような行動を
  • 子どもに語る資格のない親とは
  • 甘やかすと子どもがダメになる
  • ほしいものは特別の日のプレゼント
  • 子どもだけではなく、親も我慢する
  • 夫婦でケンカをしていませんか?
  • 親が親を大切にする姿 「ありがとう」を言える子どもに育てたいから
  • 第4章
    子どもとの対話を大切にすれば、考える子に育ちます
  • コミュニケーションの量が多いほど、子どもはこころを開く
  • 挨拶できる子は人を大切にする
  • 親自身が夢を持ち、子どもと話し合う意味
  • 子どもが悪いことをしたら、まず言い分を聞く
  • 叱られても愛されていると思えるように
  • 言うことを聞かない子どもには 悪いことをしたら、親の気持ちを伝えたい
  • お父さんもお母さんも、謝る
  • すぐに始めてほしい「家族会議」
  • 子どもは、お父さんやお母さんと話したい
  • 共感と同調を伝えながら子どもと話す
  • 話さない子どもに悩んでいるなら
  • 親から相談されるとうれしい
  • 約束は必ず守り、仕事を言い訳にしない
  • 子どもを信頼する気持ち ニュースから、親の考えや悪いことを理解させる
  • どんな人になってほしいかを常に話して聞かせる
  • 人生で大切なことをこころに植え付ける
  • 10歳になるまでは、抱いて抱いて抱きまくる
  • 毎日、子どもを玄関まで送り出す
  • 良い影響を与える本をたくさん読んでほしい
  • 結婚記念日は、夫婦ではなく家族の記念日
  • 失敗を怖がらない子どもに
  • 子どもが失敗してしまったら
  • 「あなたは絶対に大成する」と言い続ける
  • これだけは覚えてほしい「言ってはいけないこと」
  • お母さんが一番、子どもは二番
  • よくできたときは何を褒めるか
  • 親の気持ちを表しながら褒める
  • 子どもより大喜びする親になる
  • 子どもは褒めた分だけ伸びる
  • おわりに
  • 子ども用ワークシート 「1週間やってみようシート」

書籍詳細

第一章 子どもが成長しやすい家庭をつくるために
親も守る我が家のルールを決める

 どの社会にもルールが必要です。家庭は子どもにとって一番身近な社会となりますので、
ここでもルールを決める必要があります。社会に出る準備だと考えてもいいでしょう。
守るべきルールを守る。その習慣をつけなくてはなりません。
 とはいえ、たいていの家庭では無意識でルールが決まっているはずです。
自分の部屋は自分で掃除する、夜遅く帰ってくるときは連絡をする、など。
明示していなくても、なんとなくそうしている、ということは多いでしょう。
しかし、できればルールを明示してあげてください。毎回の気分で注意したりしなかったりではいけないのです。 子どもが納得できるように、いつも守らなければならないルールを決めます。
そして、親にもルールを作ります。当然ですが、親もしっかり守ることが大切です。
子どもだけが守って親は守らないというのではいけません。

うちはうち、よそはよそ

 大切なのは、うちはうち、よそはよそ、ということです。
「友達のAちゃんは、こうなのに・・・」
 と子どもは必ず言いますが、ほかの家に自分の家のルールを合わせることはしないでください。
うちはうち、と教えてあげましょう。親の考え方をきちんと子どもに伝えてあげてください。
それ以外の理由があって納得できたら、初めてルールを決めたり、変えたりするのです。
 たとえば、朝必ず挨拶をするということ。どんなに機嫌が悪くても、前の日にケンカをしても、必ず 「おはよう」  と言う。ルールとして決めてしまいます。朝起きる時間や、寝る時間、朝食は必ず食べる、など、家庭で大切なルールを決めます。
 それから、門限や小遣いなど、子どもにかかわるルールです。子どもだけのルールなので反論することも多いかもしれませんが、 「お母さんは7時くらいがいいと思っているので、そうしてほしい」  と親の考えを伝えてください。
ルールを守らなかったら

 子どもがルールを守らなかったら、どうして守らなくてはいけないのかを説明します。
「あなたは女の子なんだから、門限になっても帰ってこなければ、家族みんなが心配するでしょう。だから早く帰ってきてほしい」 「朝ご飯を食べると、朝から活動できるから、しっかりと食べることが大切なんだよ」  と、説明してあげます。  ルールを破ったからといって、ペナルティを与えるのではないのです。ルールを守ることの意義を説明してあげるのです。

子ども自身でルールを決める

 子どもにルールを決めさせることも大切です。たとえば、夏休みにはどれくらい勉強するか。親が聞いてあげてください。
「1日1時間勉強する」
 と子どもが自分で決めたら、親が強制的に言うよりも守るものです。
 守れなかったらもう一度、なぜ守れないか、守ることがなぜ大切かを説明してあげましょう。

Check Point! きちんと納得できる我が家のルールを決めて、守らなかったら説明をしてあげる。

著者紹介

カスタマーレビュー

レビューは登録されていません

関連書籍