小さな会社で大きく儲ける法
起業家のための社長学 
―第2部 戦術[実務・マネジメント]編―

小さな会社で大きく儲ける法
起業家のための社長学 
―第2部 戦術[実務・マネジメント]編―

著者:青木 仁志

価格:1.500円(税抜)

四六判・上製本・168頁 2006年7月12日発売

ISBN4-902222-38-8

内容

仕組みを変えれば儲けることは簡単だ!
売上10億円、社員50名、経常利益2億円までの小さな会社の お金のこと、商品のこと、人のこと、すべて教えます。

Amazonより購入アチーブメントより購入
  • 序章 実務・マネジメントを考える前に
    自分の適性能力を知る
    とくに重要なのはお金の計画
    職人型経営の世界
  • 第1章―お金のマネジメント
    お金は価値である
    「お金=時間=人生」の哲学
    資本を増幅できる能力を磨く
    お金は“蛇口管理”をしっかりする
    お金は投資か経費かによって判断する
    最終的には決算書に帰結する
    経常利益1億円クリアを目指す
  • 第2章―物づくりのマネジメント
    物づくりの心と本質
    物づくりのプロセス
    自分が通用する等身大のマーケットで勝負する
    自分が扱っていた商品を超える商品をつくる
    独自のコンセプトをもつ商品開発
  • 第3章―組織・人材のマネジメント
    事業を始めるときに最初に考えること
    企業が発展していくときに求められるもの
    企業が存続するために考える大切なこと
    職人型経営は言行一致経営
  • 終章―無借金経営を目指す起業家へ
  • あとがき

お金は価値である

サハラ砂漠でミネラルウォーターを売る
 100円のミネラルウォーターが1本あるとする。100円のミネラルウォーターは、100円の価値である。 たとえば、サハラ砂漠で20人の人が水に枯渇し、水を求めているとする。だが、それを1人にしか売らないとなれば、100円のミネラルウォーターが1000円はおろか、1万円でも10万円でも安いということになる。
 なぜなら、そこで最終的にテーマとなるのは、自分の命と水との関係だからである。
結果的に、商道の本質というのは、「ノーニーズ、ノープレゼンテーション(必要性のないところに説明はいらない)」である。いかに世のため、人のために必要とされるものを扱うかということが大事になる。すなわち、競争原理がこの社会には働いている。だから、お金というのは別の言葉に置き換えれば、「価値」である。  価値とは、要するに、目に見えない人々の願望、望みをかなえてくれるものである。誰もが自分の願望、望みをかなえるために、お金を使うわけである。
 サハラ砂漠のミネラルウォーターの話を続ければ、そこにライバル会社が来て、ダンプカー1台分の水をたっぷり持ってくれば、1本しかなければ値段はいくらでもつり上がる水の値段も、一気に下がることになる。  だから、モノの価値は、常に相手が決定していくということである。ビジネスでは、原価から積み上げて利益を出す商売の発想と、顧客が最終的に手にする商品が価値を生み出す商売の発想の両方から考えていくことが大事になる。
個人を相手にする商売と法人を相手にする商売
 価値は常に相手(顧客)が決定するということについても、個人を相手にする商売と法人を相手にする商売では、まったく設計の仕方が違うのである。個人の場合は、一言でいえば、満足を得るためにお金を払う。 企業が相手の場合は、会社は経済活動を基本としているから、投資に対してどれだけのリターンがあるかを考える。  企業の中においても、トップ、管理職、使用者ではリターンの捉え方が異なる。トップは利益に1番関心がある。管理職は業績をあげることに関心がある。使用者である買い手は、その商品を使って便利かということにお金を払う。
 つまり、そのモノ(商品・サービス)が高いか安いかということは、使用者であれば、便利なものは安いということになる。管理者であれば、自分の業績、実績を伸ばして上司にプロモーションできる、または部下を管理しやすくなるもの、そういう仕組みのものであれば安いということになる。
 経営者はその商品・サービスがいくらであろうと、投資に対してリターンが見込めるものであれば、そして、その確証があれば、投資するということになる。
 だから、商品・サービスが安いか高いかということを考えるときに、商売の下手な人間は、自分の立場(売り手の立場)に立った発想をしてしまうので、安いか高いかの価値は常に顧客が決定するということをよく理解していない。
 私は、お金とは価値だと思っている。つまり、価値と価値を交換することが、経営の本質だと考えている。歴史を遡れば、もともとは物々交換だったわけである。しかし、物々交換ではお互いに都合が悪いので、お互いの約束事として、通貨・貨幣が生まれてきた。
 大昔は、石の塊のようなものがお金の代用として使われるなど、歴史を見ていくといろいろなお金があるわけだが、時の流れととともに、精錬され世界共通の通貨というものが生まれてきた。現在は、ドルが世界でもっとも強いお金になっているけれども、結局、世の中はお金が価値となっている。
 お金はお金を呼ぶ。すなわち、価値にお金は集まる。お金に対する哲学が、商売人としては非常に大事なことだと思う

本文【第1章 お金のマネジメント】より抜粋

青木 仁志(あおき さとし)  

北海道生まれ。国際企業Britannica(ブリタニカ)においてセールス、セールスマネージャーとして数々の賞を受賞。能力開発コンサルティング会社にて営業統括本部長、取締役を経て、 1987年人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立。1998年から2006年まで厚生労働省ビジネスキャリア制度認定講座実施機関として活動する。自ら開発し、講師を務める「戦略的目標達成プログラム『頂点への道』講座」は、18年間で連続482回開催。新規受講生は20,685名。その他、研修講師として、延べ23万人以上の研修を担当。 「2008年F1日本グランプリ」において、唯一の日本人ドライバーの中嶋一貴氏が所属するチームウイリアムズのスポンサーとして参画。2009年から全日本F3選手権シリーズナショナルクラスに『ACHIEVEMENT by KCMG』チームの冠スポンサーとして参戦。2010年はパナソニック以来18年ぶりに「アチーブメント全日本F3選手権」としてメインパートナーに就任。22年間培ってきた独自の研修技術を活かし、世界に羽ばたくF1ドライバーを育てるプロジェクトを推進している。
→青木仁志オフィシャルサイト http://www.aokisatoshi.com/


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